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管理職研修講師 総合経営コンサルティングのアップ経営コンサルタント株式会社

営業社員向け研修

『自分の営業を儲かる活動に変える』 研修

2日間研修

研修の特徴&概要

 入社して数年を経過した中堅営業担当者は、そろそろ会社にも慣れ、ともすればマンネリ化、自分本位な活動に陥る時期が来ます。なぜなら、営業活動は生産などと異なり、通常は見えないからです。しかし、営業にも型があり、その型をきちんとふまえセールスを行うことは本人にとっても会社にとっても大変重要なことです。
この研修は、セールスパーソンとして身につけておくべき基礎的な知識に加え、セールス活動と購買活動を同期化し、適正なセールス活動を行うための課題を見つけ、全体最適の視点で問題解決のできる能力を身に付けることをめざします。

研修日程

内容 説明
第1ステップ
 T.TOC(Theory of Constraints)セールスの基本
   1.市場制約とセールス活動との関係
   2.営業活動の見える化とセールス・プロセスの必要性
   3.セールス・プロセスと受注スピードを図るためのベンチマーク
 U.セールスプロセスの設計     <個人・グループ研究>
Tでは、今最も関心の高まっている「市場制約」と営業活動について解説しながら、営業活動の見える化の必要性を説きます。また、営業プロセスと、初回訪問から受注までの期間やセールス・プロセスの各歩留まり、稼動率、商談時間等のベンチマークについて解説します。Uでは、実際に、受講によって自分のセールスプロセスを設計しプロセスに必要なアクションがどのようなものであるかを検討して頂きます。
第2ステップ
 V.セールス活動を購買活動に同期させる
   1.セールス活動におけるドラム・バッファー・ロープ
   2.セールス活動と購買活動を同期化するために
 W.購買活動のプロセスを検討する  <個人・グループ研究>
ドラムとは制約条件(能力、スピード)をさし、バッファーとは、制約条件の対象がとまらないための活動余裕。また、ロープとは、制約の対象と同期させていくことをいう。営業においても、このDBRをそれぞれ
  @顧客のキーマン・ライトマン(ドラム)
  A商談シナリオやミーティングなどの時間確保(バッファー)
  B購買活動の情報収集とレビュー(ロープ)
におきかえ、それぞれどのように行えばよいかの解説します。そして、必要なマネジメントの方法についても考えていきます。
第3ステップ
 X.セールス活動における6つの抵抗レイヤーと思考プロセス
   1.6つの顧客抵抗レイヤー
   2.事例研究
   3.セールス活動における思考プロセスの使い方
   4.TOC SPIN SellingR
顧客の抵抗の6段階とは以下のとおり。これにどのように対応するべきかを解説します。
 @問題認識に対する見解の相違
 A解決の方向づけに対する見解の相違
 B提案が問題を解決しないという抵抗
 C提案には否定的な結果を伴うという抵抗
 D提案遂行上、障害があるという抵抗
 E提案の実行をためらうと言う抵抗
また、SPIN Sellingとは、
 @現状質問
 A問題質問
 B示唆質問
 C解決質問
により、抵抗を明確にしながら、抵抗を営業活動の中で解消する考え方。
第4ステップ
 Y.購買活動にセールス活動を同期させる方法を考える
   1.セールス活動上の課題
   2.営業部課内の活動上の課題
   3.関連部署との協力体制上の課題
 X.各グループ発表とまとめ
最後のステップでは、自分と組織のかかわりについて検討し、今後の課題を抽出していきます。
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