社長、役員、部長研修とM&A仲介のアップ経営コンサルタント
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書籍販売事業 「課長・係長の能力開発」

課長・係長に期待されることは「新発想」です。
競争の激化と共にし市場が「新」を求める時代になって来ました。
従来の仕事をこつこつと引き継ぐのではなく、今までにない新しいものを提供する仕組みを作るのが管理職なのです。
そのためには考え方、スキル、人間力の3方向の力を蓄える必要があります。
大きく力を蓄えて頂きたい一冊です。

課長・係長の能力開発
<目次>
  課長・係長の役割●
   1.未来志向の発想と選択
   2. 新を創る
   3. 確実な事業計画の達成
   4. 躍動する組織
   5. 部下の自己実現
  課長のスキル■
   ビジョン力
   戦略展開力
   変化対応力
   新事業開拓力
   革新力
   発想力
   計画立案力
   投資力
   財務分析力
   組織力
   課題対応力
   問題解決力
   決断力 挑戦力
   プレゼン力
   統率力
   スピード力
   リーダーシップ
   公正性
   コーチ力
   指導力
   育成力
 課長のナレッジ●
   財務分析・管理会計
   ロジカルシンキング
   報・連・相

内容紹介

1.未来志向の考え方
  1)未来を捉える
    「世界の動きが激変」といわれて久しいが、激変とは急激に上下に変化することである。
   未来とはいつかでなく、激変の時代は、明日からが未来と定義できる。
   未来という言葉は、何か新しいことが起こるという希望を含んでいる。
   これから始める希望がある商品・技術を未来と言う切り口で発想する。
  2)未来の市場場所 
   @新興国
    国内市場の将来に希望がなく、新興国に希望を持ち始めている企業が増加してきた。
    新興国(BRICS、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)のみならず、次の新興国(NEXT11、イラン、インドネシア、エジプト、
    韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリッピン、ベトナム、メキシコ)も注目される市場になってきている。
    新興国は、経済成長率が激しく、人々も将来に希望を持ち、消費が積極的になっている。
   A新興国の市場変化
    新興国は、市場の激変を生んでいる。この場合の激変とは、右肩上りの成長である。
    今までものがない時代を過ごした人々にとって、欲しいと感じるものには興味を示す。
    人件費の上昇とともに、手に入るものは購入をする。人件費が毎年上昇し続ける国では、より良いものを購入したいと思う。
    価格意識が薄れ、高いものでも気に入れば購入する。
   B日本
    日本では、人口減少、少子高齢化により、事業内容によっては市場全体が縮小し、将来に希望が持てないと思う企業もある。
    が、反対に高齢化市場が一層大きくなり、その成長も見込めると思えば、明るい未来を描くことができる。
    日本で経験した高齢化商品・サービスは、やがて韓国、中国、アメリカ、ヨーロッパに展開できるからである。
   Cアメリカ・ヨーロッパ
    市場規模が大きく、安定した市場であり、ニーズに合った高付加価値の商品・サービスを提供することで、一定の市場が確保できる。
  3)自社が展開できる市場場所
   @時系列に捉える
    未来の市場場所をどこにするかによって、実施する商品・技術も違ってくる。
    自部署の強みが発揮できる市場を時系列に捉えることである。
    特に、今まで経験が無い市場に参入するには、今年はここの市場を、来年は別の市場をと時系列に参入方法を決定する。
   A技術変化を捉える 変化を上手く利用すれば、それをチャンスにできる。インターネットの利用が世界中に広まっている。
    インターネットを上手く活用した世界販売が可能となる。
    クラウドの発達により、自社でサーバをもつより安価にできる仕組みを利用すれば、低コストで新市場を開拓することができるようになる。
  4)新ビジネス発想手法
   市場の成長とともに、提供する商品・技術を開発し、素早く市場に出すためには、提供する商品・技術そのものを考えることが重要となる。
   現在実施している商品に何を付加すればよいか、いや全く新しい商品にしてしまうのが良いか思考することになる。
   当然ながら、市場の未来を見ながら、そのためには何をすべきかを創り上げる。
   新しいビジネスエリアを思考する方法として、三つの輪を提示する。
    @三つの輪
     第一の輪(真ん中ビジネス、一番中心の輪) これから伸びる領域、又は自部署の現在のビジネスを記載する。
     第二の輪(利用ビジネス、二番目の輪)  真ん中ビジネスの利用シーン、利用方法、エリアを記載する。  
     第三の輪(補佐ビジネス、一番外の輪)  利用ビジネスを補佐するビジネス。補佐する技術、ツ−ル、サービス、商品を記載する。
      自部署、自部門、自社が実施できる範囲で可能性があるものを組みわせて○で囲む。
      関係企業と組むことで可能な場合なども○で囲む○をつけたビジネスから具体的な新商品・新技術に展開する。
    Aピラミッド思考
     現在のビジネスを新市場や商品・技術展開を思考する時に利用する。
     異質同国へ
      性質の似通っていて違う製品を同じ国へ、自動車部品を機械部品へ
     疑似質他国へ
      少し違うものを他国へ、日本では大人向けを外国では子供用に
  5)発想から絞り込みへ
   さまざまな思考後、最終的に実施できるビジネススタイルを絞り込む。
   絞り込む順位は、収益事業になるか、投資が少なくて済むか、実施体制を作ることができるか、
   同様のビジネスがすでに実施されているか、参入の隙間があるかをもとに順位をつけ選択する。

著者・出版社

<著者ご紹介>
■伊神 純子
アップ経営コンサルタント株式会社 代表取締役
名古屋市立大学大学院 経済経営修士
中小企業診断士
大企業から中堅企業の幹部(社長・執行役員・部長)研修、人事制度構築、上場支援、経営指導、M&A含め約180社の実績。
研修では、経営戦略・マネジメント系に強みを持つ

■坂本 善博
株式会社資産工学研究所 代表取締役
東京大学経済学部卒業、富士通株式会社入社 各種サービスの商品化担当。
株式会社昭文社 専務取締役 地図の電子化商品開発担当。
株式会社資産工学研究所設立 代表取締役就任
ナレッジファシリテーションによる「見える化」をキーテクノロジーに企業の発展・持続性に関する経営・事業・業務・人材の
総合コンサルティングを展開中。
大企業から先進的ベンチャー企業まで200社以上の実績

<出版社>
著 者:伊神純子
発行人:伊神純子
アップ経営コンサルタント株式会社
  東京都中央区日本橋浜町2-61-6
TEL 03-5651-0702 FAX 03-5651-0703
http://upkei.jp/

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